超超初心者向け漫画サイトのつくり方【全体を真ん中に配置する。その2】

簡単お手軽に真ん中寄せにしたtext-align:center;以外の方法を紹介します。

こちらの方が、一般的に使われています。

凝ったデザインのサイトをつくるのが最終目的地のひとは、使いこなせるように頑張りましょう!

真ん中に配置するために、全部をまとめる

index.htmlをテキストエディタ(サクラエディタ)で開いてください。

サイト名ロゴ、トップ画像、メニュー、著作権表示(フッター)をひとつのグループにまとめます。

その上で、まとめたものをぐぐっと真ん中に寄せていきます。

まとめる。と言えばあの子です。

そう、div

全体=”zentai”(漢字NGのためローマ字)という名前を付けたdivで、bodyの中身すべてを包み込みました。

ついでに、不要となったpを削除します。

これで、htmlの記述は終わりです。次にCSSを記述していきます。

(pが不要になった理由=imgタグには効かないtext-align:center;を適用するためにimgタグをpタグで包んでいました。ですが今回、text-align:center;以外の方法で真ん中寄せにするためpが不要になった…という事です。)

全体(zentai)を真ん中に配置する

style.cssをテキストエディタ(サクラエディタ)で開いてください。

divで包んだものを真ん中寄せするための記述は、
margin: 0 auto;
です。が、これだけを記述しても真ん中寄せになりません。

後で解説しますが、方法だけ先に書きます。

.zentai {
	width: 600px;
	margin: 0 auto;
}

これを保存して、ブラウザで見ると…

真ん中寄せになりました!

真ん中寄せの解説

まず、marginについて。

「漫画と漫画のすき間をあける」の記事で使った方法です。margin=すき間(余白)という意味です。

0 auto;=上下のすき間は0、左右のすき間は自動にしてね。という意味です。

auto=自動、にすると、左右同じ幅ですき間をつくってくれます。で、結果的に真ん中寄せになる…という事です。

で、ここで問題が。

zentaiくんには、幅の指定がされていません。なので、見える範囲いっぱいにzentaiくんが居る状態です。

で、必要なのが「幅の指定」widthです。

width:600px;=横幅を600pxにしてね。とお願いすると

このように、600pxのzentaiくんを中心に、左右に同じ幅のすき間が出来ます。結果、真ん中に寄る事になりました。

超超初心者から、初心者へ昇格したら

初心者に昇格したら、margin: 0 auto;ではなく左右だけをautoにして記述する事も選択肢に入れてください。

先に書いたように、0を入れると上下のすき間が0と指定されてしまいます。でも、やりたかった事は「左右のすき間を同じ幅にする事」です。

左右のすき間を同じ幅にする。だけだと、
margin-left: auto; margin-right: auto;
になります。これで、上下のすき間0という余計な指定をせずに済みます。

わたしはまだ不都合を感じたことがないので、margin: 0 auto;を使っていますが、複雑なサイトをつくるときに上下0(不要な指定)をしているとよくないみたいです。

margin-left、margin-rightで記述するデメリットとしては、記述が増えて面倒。ファイルサイズが(微々たるものだけど)重たくなる。です。なので、状況で使い分けてください。

一応、知っとくだけ知っとくと理解が早まります!

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